再生可能エネルギーで新規事業を構想 未来を創造しジャンプせよ

二酸化炭素排出に対する国際的な規制が厳しくなり、製品ライフサイクル全体での排出抑制が求められている。脱炭素を実現する将来の事業を考える際は、未来の全体的な構造を俯瞰して、キーポイントを把握し、それを理想の形で押さえる方法を、自身が考える限界にとらわれずに熟考する必要がある。

2021年3月にトヨタ豊田章男社長が語った「このままでは、日本でクルマは作れなくなるかも知れない」という報道を覚えている方も多いだろう。これは、単にクルマに限ったことではないのだ。LCA、Life Cycle Assessmentと炭素税である。LCAでは、製品そのものがCO2を出さない様にするのは当然のこと、その生産において、そして廃棄に至るまでCO2の排出量を評価するもので、60%以上のクリーンなエネルギーが求められる。

図 ライフサイクルアセスメント(LCA)とは

製品のライフサイクル全体で環境負荷を抑制する戦略が求められている

出典:一般社団法人サステナブル経営推進機構

 

改めて、日本のクリーンな電力を見てみると2030年時点でも25%弱と計画されており、日本で部品も含めて既存の電力を使って製造することは、極めて難しい状況になる。それが、75万人~100万人の失業に繋がるということになるのである。裾野の広い自動車だけでなく、電気を使う全ての輸出産業にかかってくる課題でありその影響は更に広範囲のものになろう。

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