NOKIOO 女性活躍を起点にして、組織の変革を支援
育休期の女性のためのオンラインスクール「育休スクラ」の運営で、近年注目を集めている浜松のベンチャー企業、NOKIOO。「地方× オンライン ×女性」をテーマに事業を展開し、現在、社員の約8割が女性だという同社はどのように発展してきたのか。創業からの経緯と今後の構想を、代表の小川健三氏に聞いた。

小川 健三(株式会社 NOKIOO 代表取締役)
働き方に課題意識を持つ女性が
集まり、数千人のネットワークに
大学卒業後、東京のSIerで働いていた小川健三氏が、故郷の浜松にUターンしたのは2006年のこと。「激務に追われて自分のキャリアを見通すことができず、いったん帰って環境を変えてみたいと思った」と小川氏は当時を振り返る。
「ところが、いざ故郷で働くと、また違う感慨が湧いてきました。東京に比べれば地方の企業はビジネスモデルや働き方が古く、また周囲を見渡しても、自分らしく楽しく働くというより、単に『生活の糧を得るために働く』という人が多かった。地方には地方ならではの地域資源やビジネスチャンスもあるのに、それを活かせておらず、非常にもったいないと思いました。それならば、地方でもワクワク働ける環境を自分で作り出したいと考えました」
小川氏はNOKIOOを2011年に創業し、ウェブを中心とするIT受託開発の事業をスタートした。
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