瀬戸内・暮らしの大学 全ての人に、日常が豊かになる学びを提供

2022年6月、香川県三豊市を拠点に誕生した「瀬戸内・暮らしの大学」。地域内外の18の企業・個人が集まって設立された同大学は、子どもからシニアまで、全ての人が一生学び続けることのできる市民大学だ。設立の経緯や今後の展望を、同大学の運営を担う瀬戸内ワークス代表の原田佳南子氏に聞いた。

原田 佳南子(瀬戸内ワークス株式会社 代表取締役、
暮らしの大学株式会社 取締役)

ローカルスタートアップで
活気あふれる三豊市

瀬戸内・暮らしの大学(以下、暮らしの大学)は、年齢や居住地に関係なく全ての人が学び続けられる市民大学として、2022年6月に開学。三豊市・観音寺市を中心に地域外の企業も含めた18の企業・個人が参画し、日常が豊かになる学びの場を提供している。

事務局として、同大学の立ち上げ時から全体を統括しているのは、瀬戸内ワークス代表の原田佳南子氏だ。原田氏は2017年に楽天を退職して、三豊市へ移住。翌年、讃岐うどんの文化を伝える宿「UDON HOUSE」のオープンを皮切りに、同地でさまざまな事業に携わってきた。

「2016年に地域商社を設立するプロジェクトのために三豊市を訪れて、美しい自然などの観光資源に魅かれました。もともと地域でビジネスをしたいという思いもあり、移住を決めました」と当時を振り返る。

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