Setouchi-i-Base 強力な伴走支援で人材育成と起業を加速

高松駅から徒歩5分の場所に位置する「Setouchi-i-Bace」。新たなオープンイノベーション拠点として、人材育成や起業支援など、様々な取り組みを進めている。香川県デジタル戦略課課長の藤澤朝美氏とSetouchi-i-Baseチーフコーディネーターの伊藤一幸氏に、開設の経緯やこれまでの成果を聞いた。

若者にとって魅力的な
働く場の創出を目指す

地方創生と言われて久しいが、地方から都市部への人口流出はなかなか止まらない。香川県においても、特に若い層の流出が大きな課題となっている。

「大学生の就職先として人気の高い情報通信関連産業が県内に定着していないのが、原因の1つです。県では情報通信関連産業の誘致・育成に取り組んでおり、新しいオープンイノベーション拠点として、『Setouchi-i-Base』を整備しました」と香川県デジタル戦略課課長の藤澤朝美氏は語る。

藤澤 朝美(香川県デジタル戦略課 課長)

「Setouchi-i-Base」は、「人が集い、学び、交わり、共創する、オープンイノベーション拠点」をコンセプトに、2020年11月にオープン。情報通信関連分野における「人材育成」「活動・交流の場の提供」「ビジネスマッチング支援」を事業の3本柱に、若者にとって魅力的な働く場の創出へ向け、多角的な取り組みを展開している。

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