Dessun 企業とNPOをつなぐマッチングプラットフォームを提供

佐賀市に拠点を置くDessun(デッサン)は、企業とNPOをつなぐマッチングプラットフォーム「TIE UP PROMOTION」を運営。地域企業の持続可能な未来を『デッサン』することを目指し、その採用活動やデジタルトランスフォーメーション(DX)もサポートしている。

Dessun代表取締役 髙橋真哉氏

地域企業の採用やDXを
サポートし、魅力向上に貢献

Dessunは2020年7月に、佐賀市で設立された。代表取締役の髙橋真哉氏は、世界最大級の求人検索エンジンを運営するIndeed(インディード)に勤務。その後はリクルートにも出向し、新規事業などを担当した。

「私は、Indeedやリクルートでの経験から、西日本を中心とした地方中小企業の採用顧問を複数社行っていますが、そんな顧問の仕事から、地方企業の人材不足が深刻であるという認識を改めて実感しました。そこで地方企業の採用やDXをサポートしていきたいと考え、Dessunを立ち上げました」

Dessunという社名には、地域企業の未来を描きたいという想いを込めた。近年は特に少子高齢化や若者の流出などから地方で人手不足が深刻化し、企業の採用が困難になっている。また、せっかく採用した人もすぐ辞めてしまい、なかなか従業員を増やせないという課題がある。

「採用担当者は応募者数や入社率ばかりに注目しがちですが、まずは企業の土台をつくる定着率が重要だと考えています。採用した人材に定着してもらうためには、もちろん給与や休日も重要な要素ですが、その企業で働き続けたいと考える理由は、もっと根本的な動機があると考えています。例えば、社長が好きだから、仲間が好きだから、仕事を通じて地域に貢献できるから、というように感情的な要素が重要であると感じています」

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