「ひらめきときらめき」で貴金属の可能性を追求する超長期戦略

1885年の創業以来、貴金属による特別な価値を世界へ届けてきた田中貴金属。創業200年となる2085年を見据えた超長期計画『TANAKAルネッサンスプラン(TRP)』を2021年からスタート。貴金属の可能性を最大限に引き出し、新しい領域を切り開く挑戦を、田中浩一朗社長に聞く。

田中 浩一朗(株式会社田中貴金属グループ
代表取締役社長執行役員)

希少な金属を扱う「ものづくり」
創業当時からリサイクル事業展開

1885年、両替商として創業した田中貴金属。白金線や触媒用白金網など、白金(プラチナ)工業製品などを開発し、近代日本の歩みとともに、産業分野における貴金属利用の道を切り拓いてきた。

「今ではジュエリーの会社をイメージする人が多いかもしれません。しかし、金や銀の製品を集めて溶かす精錬加工が祖業で、我々は今でも変わらず『ものづくり』の会社です。ジュエリーは、時計・貴金属を扱う商店から経営を引き継いで参入したものです」と田中浩一朗社長。

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