ヤマハ 自前主義から脱却、社外と連携し新規事業を開発

「音・音楽の力で、人々の個性輝く未来を創る」という経営ビジョンを掲げ、中期経営計画に取り組むヤマハグループ。既存事業の強化とともに、国内外でスタートアップなどと連携しながら様々な新規事業開発に挑戦している。同社が目指す事業変革について、代表執行役社長の山浦敦氏に話を聞いた。

山浦 敦(ヤマハ株式会社 代表執行役社長)

国産オルガン製作をきっかけに
誕生した総合楽器メーカー

1887年に、創業者である山葉寅楠が浜松の小学校からオルガン修理を依頼され、それをきっかけに国産オルガンの製作に成功したことから始まったヤマハ。1897年の会社設立以来140年近くにわたって国内外で発展を続け、楽器・音響機器の総合メーカーとしての地位を確立した。現在は、伝統的なピアノや管弦打楽器から電子楽器までを提供する楽器事業に加え、業務用音響機器、ホームオーディオ機器、音楽制作・配信機器などを提供する音響機器事業、その他事業(部品・装置事業)の3つの領域でグローバルに事業を展開している。

「ヤマハグループは『感動を・ともに・創る』を企業理念に、音・音楽を通じた『世界中の人々のこころ豊かなくらし』に貢献することをミッションとしています。楽器や音響機器の事業がビジネスの主要部分を占めますが、製品の提供だけではなく、かなり早い段階から『その製品をより良く使っていただくために何ができるか』ということを考えてきました。人々に音楽を楽しんでいただくため、その実際の体験もサポートしようと、1950年代に開始したのが音楽教室事業です。製品と、それをどう使うのかというサービスの部分を両輪として成長してきたのが当社の歴史です」と代表執行役社長の山浦敦氏は語る。

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