顧客に伴走し、新価値を共創する技術商社 モノ売りから事業デザインへ
技術商社として海外の先端製品をいち早く日本市場に届けてきた高千穂交易。2025年度からの中期経営計画では、単なる製品販売から顧客の事業価値向上まで踏み込む「事業デザイン」への転換を掲げる。シリコンバレーとの連携強化や人材投資で成長を目指す戦略を聞いた。
井出 尊信(高千穂交易 代表取締役 社長執行役員)
高千穂交易は製品に技術やサービスという付加価値を載せて展開する技術商社だ。さまざまな製品に、テクノロジーを核とした価値を付加して提供している。創業は1952年。土木機器の輸入からスタートし、電子機器からコンピュータ、セキュリティをコアとしたITシステムへと主力事業を変遷させてきた。
同社は現在、5分野のソリューション(リテール、ビジネス、カスタマーサクセス、エレクトロニクス、メカニクス)を手掛けている。リテールソリューションの商品監視(EAS)システムやビジネスソリューションの入退室管理システムは、1970年代に万引防止システムで参入した物理セキュリティ分野に源流を持つ。これが発展して、現在はサイバーセキュリティまで守備範囲を拡大した。2021年には、小売業向けに自社開発した防犯情報共有サービス「EMLINX」の運用を開始した。これは万引や大量窃盗に関する情報を店舗間で共有するプラットフォームで、被害の抑制に貢献している。
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