データ社会推進協議会 分野を超えた連携プラットフォーム構築

データの流通や利活用を巡ってアメリカや中国が覇権争いを繰り広げる中で、日本でも、産業分野をまたいだデータの流通・利活用を実現するプラットフォームの構築が本格化してきた。その主役は4月に設立されたデータ社会推進協議会(DSA)だ。

データ社会推進協議会(DSA)ホームページ

AI・IoTの実用化や社会実装が急速に進む中で、こうした技術と広く多様なデータを組み合わせて新たな価値を創出することが、あらゆる企業や国家に求められている。そのためには、データ連携基盤の構築が欠かせない。

2021年4月に設立されたデータ社会推進協議会(DSA)は、医療やモビリティ、農業などの分野をまたいだデータ連携を実現するプラットフォーム「DATA-EX」の構築に取り組んでいる。DSAは、これまで日本のデータ流通・活用を牽引してきた官民データ活用共通プラットフォーム協議会(DPC)とデータ流通推進協議会(DTA)が発展的に合併して誕生したもので、政府の「包括的データ戦略」やデジタル庁とも歩調を合わせて基盤整備に取り組んでいく。

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