KEYes 南京錠をはじめとする物理鍵の世界をアップデートする

オンラインのセキュリティは日進月歩で進化を続けている。KEYesはそれと同様に最新テクノロジーを活用して、南京錠をはじめとする物理鍵の世界もアップデートしようとしている。国内ではすでに同社のシステムを大手企業が多数導入し、その認知は拡大を続け、2026年には海外展開を見据えている。

野寄 朋彦(KEYes株式会社 代表取締役)

福岡のスタートアップ支援施設で
不動産DXに取り組む

物理的な鍵を必要とせず、スマートフォンによる高度なセキュリティのもとで南京錠やボックスの解錠操作ができるスマートキーシステムを開発・提供するKEYesは、2018年に福岡で創業した。その背景について、代表取締役の野寄朋彦氏は次のように説明する。

「福岡市のスタートアップ支援施設Fukuoka Growth Next(以下、FGN)を拠点に、ソフトウェアエンジニアの私とパートナーのハードウェアエンジニアで企業のR&D部門の受託事業を担う会社を経営していました。私たちはマイナンバーカードのPoCや、ICカードリーダーの開発などにも携わった経験があり、あるときに知人から不動産DXの事業展開を打診されたのです」

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