低コストで導入しやすい遠隔浸水検知サービス「SUIJIN」

近年の異常気象・極端現象の頻発により、防災・減災対策の強化は急務となっているが、すべての自治体に十分なリソースがあるわけではない。いかにしてコストを抑えつつ、対策を強化するか。課題解決策の1つとして期待されるのが、京セラコミュニケーションシステムの浸水検知サービス「SUIJIN」だ。

京セラコミュニケーションシステム株式会社　営業本部 ソリューション営業統括部
ワイヤレスソリューション営業部 副部長　熊澤孝一氏（写真左）、
ICT事業本部 ワイヤレスソリューション事業部 ワイヤレスソリューション1部　井垣有沙氏

利用者が自分で取り付け可能
通信コストも低減

京セラコミュニケーションシステム（以下、KCCS）が開発した「SUIJIN」は、河川はもちろんのこと、道路や建物などにも取り付けることができるIoTデバイスと、無線通信を使ったソリューションのこと（図）。ICT事業本部の井垣有沙氏は「デバイスが浸水を検知すると、すぐにKCCSのシステムに通知が届くため、現場に行かずとも、いち早く状況を把握することできます」と説明する。

図　浸水検知サービス「SUIJIN」

地図上にデバイスのステータスが表示されるので、どの地域でリスクが高まっているのかが一目でわかる

提供：京セラコミュニケーションシステム