日本企業のAXを成功に導く、レバテックの5つのステップ

IT×人材領域を起点に、開発支援やDX/AXコンサルティングへと事業領域を広げてきたレバテック。多くの企業のAI活用やAX推進に関する相談を通じて見た成功の秘訣を、レバテック社長の泉澤氏が語った。

泉澤 匡寛(レバテック 執行役社長)

IT領域を主軸に事業を多角化

2005年の創業以来、IT・医療・介護など社会課題の解決を軸に事業を展開し、2024年度に年商1,428億円を突破したレバレジーズグループ。その中核のレバテックは、IT領域を主軸にコンサルティング会社のグループインなどを通じ、開発・組織支援、ITコンサルへと領域を拡大してきた。

企業のAI導入・活用を支援する過程で寄せられる課題は、人材不足にとどまらず、戦略設計や現場浸透といった様々なテーマに及ぶ。レバテックの知見をもとに、AI推進を成功に導く5つのステップ(図)を紹介する。

図 AI推進を成功に導く5つのステップ

出典:レバテック株式会社

AI推進における5つのステップ

5つのうちの1つ目は、「経営層による意思表明と予算確保」だ。レバテック執行役社長の泉澤匡寛氏は「ファーストステップとして何より重要なのは、効果が曖昧なものへの投資意思を、経営層が明確に示すこと」だと語る。

「生成AIは進化途中の技術で、導入初期は成果が見えにくいケースも多い。にもかかわらずROIを厳密に求めすぎると、予算が確保できず、現場が動けなくなってしまいます。まずは『不確実性を受け入れた上で投資する』という経営判断が不可欠です」

2つ目は「タスクフォースの組成」。推進体制の整備やベンダーの選定を行う。「AIが現場に浸透しない」と悩む企業の多くは、AI推進室にこれらの責任を集中させてしまっているという。

「AIを実際に使うのは現場です。エンジニアや営業など、現場社員にも責任を持たせ、役割を明確にすることが重要です。さらに、ベンダー選定の段階から『将来的に自走できる組織をつくる』という前提共有も必要です」

3つ目のフェーズは「要件定義」だ。AIを導入する業務の選定や優先順位付け、成果指標の設定を行う。この段階でありがちな失敗が、最初から壮大な構想を描いてしまうことだ。

「AIプロジェクトを大きく始めると、2〜3年単位の話になりがちです。まずは文面作成や営業支援など、小さなテーマから始め、組織として成功体験を積み重ねることが重要です」

4つ目の「PoC」では設計、データ整備、試験運用、検証を行う。泉澤氏が強調するのは、データの重要性だ。

「ポイントは、PoCで用いるデータの質を高めることです。良いデータでなければ良いアウトプットは得られません。どのデータをどのデータ規格で、どうAIに使わせるのかまで設計することで、成功確率は大きく高まります」

5つ目は「実行、現場浸透」。重要なのは、感覚ではなく定量的判断だ。

「AIの現場浸透に課題がある企業を調査すると、実務レベルでは7割の従業員がすでにAIを活用していたケースもありました。まずは現場の実態の正しい把握が次の一手につながります」

こうした各フェーズの「外してはいけないポイント」を着実に押さえることが、AI推進を成功へ導く秘訣だ。

2026年2月に新たに事業を開始したレバレジーズ・コンサルティング・グループでは、DX/AXの戦略立案から実行までを一気通貫で支援していくという。

 

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