YMFG ZONEプラニング 地方創生における新たな官民連携への挑戦

山口フィナンシャルグループの地方創生に特化したコンサルティング会社として、2015年に設立したYMFG ZONEプラニング。山口県を中心に、広島、北九州の3地域で多くの地方創生の取組や官民連携事業を推進している。代表の藏重氏に、創業からの手応えや地域連携の秘訣、今後の展望を聞いた。

藏重 嘉伸(株式会社YMFG ZONEプラニング 代表取締役社長)

点でなく面で地域を巻き込み、
理想の未来を創造

YMFG ZONEプラニング(YMZOP/ワイエムゾップ)の設立は2015年。政府が地方創生を掲げ、全国の自治体で総合戦略が実行され始めた年だ。地域金融機関として、山口フィナンシャルグループ(山口FG)でも地方創生にしっかり取り組もうと起こしたのがワイエムゾップで、同グループの地方創生部門としては最初に設立された会社となる。同社の事業コンセプトは「地域とともに、未来をデザインする」こと。地域の理想の未来を描き、地域を巻き込みながら、当事者としてその未来をつくる姿勢でさまざまな事業に取り組んでいる。

「事業の柱は、中堅・中小企業の総合的成長支援、ビジネスデータベース整備、オープン・イノベーションの提供、官民連携によるインフラ整備、労働生産性向上に資するコンサルティングの5分野です。具体的には、PPP/PFI(官民連携)・まちづくり、人材・教育、起業・ベンチャー育成、観光、グリーンを特に強化しています。共通するのは個人や個社という『点』ではなく、地域経済や事業環境提供など『面』の視点でコンサル業務を展開することです」と代表の藏重嘉伸氏は語る。

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