水産流通のデジタル化に挑むウーオへ出資 アグリビジネス投資育成が支援強化
(※本記事は「JAcom 農業協同組合新聞」に2025年5月7日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)
アグリビジネス投資育成株式会社は4月30日、水産流通におけるデジタル化や需給最適化に取り組む株式会社ウーオに出資することを発表した。
ウーオは「日本の水産業にとって、新しい流通をつくる」を掲げ、テクノロジーの力で日本の水産流通の課題解決にチャレンジをする広島発スタートアップで、BtoB水産マーケットプレイス「UUUO」と水産卸売業者間受発注システム「atohama」を展開。デジタル技術を活用して水揚げ情報や漁獲情報を見える化し、最適な需給バランスを生み出すことを通じて、持続可能な水産業の実現に向け取り組んでいる。
2020年に卸売市場法が改正され、市場を問わず自由な取引が可能となったが、水産流通については仲買人や仲卸業者、小売などの流通プレーヤーが自由に仕入販売を行う情報インフラが整っていない。加えて、FAX、電話による従来のペーパーベースを中心とした業務運営で、卸売業者間での受発注ミス、長時間労働などが課題だった。
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