次世代への応援資本を、地方を動かす仕組みに変える
大学時代に、経営破綻寸前だったプロスポーツチームを再生させた三木智弘氏。その経験から「アスリートを応援する構造を、地域で挑戦する若者へと転換する」という発想を導き出し、2025年に福岡で地方創生の学校を始動。「応援×地方創生」という新しい事業モデルの社会実装に挑んでいる。
三木 智弘(NEO 代表取締役)
原体験は、経営破綻寸前の
プロスポーツチームの再生
2025年春より、福岡を拠点にした地方創生の学校「NEO ACADEMIA」を展開している株式会社NEO。同社が掲げるのは、「応援する力を、次世代の経済価値に還元する」という明確な思想だ。代表の三木智弘氏がこの構想に至った原体験は、学生時代に経験したプロスポーツチームの経営再生にある。
三木氏は1996年愛知県生まれ。東京大学文科二類に進学後、2019年に休学し、当時3部リーグ最下位で経営破綻寸前だった北海道のプロバレーボールチームの経営を引き受けた。縁故も基盤もない土地で、無給選手を含む20名以上のチームを率い、個人保証5000万円を伴う融資にも踏み切るなど、文字通り背水の陣での挑戦だった。
結果として、チームはリーグ優勝、2部昇格を果たし、売上は4期で約30倍に成長。赤字経営からの脱却と地域での認知向上を実現した。だが、この経験が三木氏に残したのは「スポーツの成功体験」ではなく、「地方創生を通じた日本再興の手応え」だった。
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