稲とアガベとASTRA FOOD PLAN 循環型クラフトサケを共同開発
クラフトサケ醸造の稲とアガベ(秋田県男鹿市)は2026年5月3日、フードテックスタートアップのASTRA FOOD PLAN(埼玉県富士見市)と共同開発したクラフトサケ「交酒 花風ぐるりこ 2026」を数量限定で発売したと発表した。
「交酒 花風ぐるりこ 2026」は、ヤッホーブルーイングがビール「よなよなエール」の醸造で使用した後のホップを副原料に活用し、醸造とフードテックという2つの異なる領域の技術を掛け合わせた循環型商品。伊勢丹新宿店本館B1F和酒売り場では、三越伊勢丹とのコラボレーションによるオリジナルラベルを5月6日から数量限定で展開し、ヤッホーブルーイングとの有料試飲イベントも併催する。
両社の協業は2年目を迎える。ASTRA FOOD PLANは独自開発の過熱蒸煎機「JOSEN」により、食品の風味や栄養価を保持したまま数秒で乾燥・殺菌し、廃棄食材を高付加価値パウダー「ぐるりこ®」へと再生する技術を有する。今回はビール醸造後のホップを「ホップぐるりこ®」として再資源化した。
稲とアガベは「男鹿の風土を醸す」を理念に、醸造所を起点とした地域づくりを推進。ホテルや蒸留所、飲食店などを次々と立ち上げ、クラフトサケを「地域メディア」と位置づける。地方発スタートアップとして異業種連携と都市部有力販路の開拓を加速させ、循環型クラフトサケ市場を創出することを目指している。