京都芸術大学の通信教育 18歳と90歳が学ぶ「学び重ね」

京都芸術大学の通信教育課程には、10代から90代までが在籍する。60歳以上は2,373人、全体の13.5%を占め、最高齢の卒業者は96歳にのぼる。1998年の開設以来、シニアと若い世代がともに学び、切磋琢磨する場所を作り上げてきた。

範國 将秀(京都芸術大学 通信教育課程事務局 事務局長/
同大学京都国際平和構築センター執行役員)

開設当初からのシニア人気
「専門的で体系的な学び」の魅力

京都芸術大学は、学校法人瓜生山学園が運営する総合芸術大学だ。1998年に通信教育課程を開設。現在、5学科19コースを設置しており、在籍者は約1万8,200人にのぼる。開設当初からシニア世代の入学者が一定の割合を占めており、近年は50歳以上の比率が25~30%程度で推移している。

絵画や染織、陶芸、和の伝統文化等、高い年齢層が親しみ、関心を持ちやすいコースを設けていたことが要因といえるが、開設の目的やカリキュラム設計において、シニア世代を特にターゲットにしていたわけではない。

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