こころのカンパニー 高齢者の資産管理を起点に各種サービス展開

司法書士として高齢者の相続や財産管理に携わった経験を活かして起業した磨和寛氏。現在は、こころのカンパニー代表取締役社長CEOとして家族信託サービス「おやとこ」や高齢者終身サポート事業「おひさぽ」などを展開。今後は介護や不動産など周辺業界との連携を図り、事業の裾野を広げていく方針だ。

磨 和寛(株式会社こころのカンパニー 代表取締役社長CEO)

自分がいない世界よりも
いる世界がプラスになるように

これからは人の役に立つ、他者貢献をして生きていこうーー音楽活動をしていた磨和寛氏がそう心に決めたのは20代半ばのこと。法学部出身であったことから司法書士を目指し、27歳で資格を取得。29歳のときに、三方よしの経営理念を込めて「トリニティ司法書士事務所」を開業した。様々な相談を受ける中で、特に磨氏の心を動かしたのは配偶者を亡くした高齢者からの相談だった。

「亡きご主人が生前、認知症で預金を引き出せなかったとか、治療や介護に必要な費用を工面するのが大変だったといったお話は非常に多く、もっと早くご相談を受けていたら財産管理などでお力になれたのではないかと思っていました。そんな現場の課題感をもとにサービスを組み立てていきました」

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