「みんなでつくった」パナソニックスタジアム吹田 「勝点」を狙う

Jリーグガンバ大阪の拠点であるパナソニックスタジアム吹田。募金や各種助成制度を活用して整備され、完成後は吹田市へ寄贈されたスタジアムだ。開場から10年、運営管理を行うガンバ大阪は「みんなでつくったスタジアム」を地域とクラブが一体になるための核として育ててきた。

水谷 尚人(株式会社ガンバ大阪 代表取締役社長)

地域の応援を力に成長
ホームスタジアムも「みんなで」建てる

ガンバ大阪は、1993年のJリーグ開幕に参加した「オリジナル10」の1つで、大阪府吹田市を本拠地とするプロサッカークラブだ。運営会社は株式会社ガンバ大阪。2005年と2014年にJ1を制し、2008年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇してアジア王者に輝いた。さらに、2026年5月にはAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)でも優勝を果たし、クラブ10個目のタイトルを獲得した。その本拠地が、2015年に竣工したパナソニックスタジアム吹田だ。

クラブとファン、地域が一体となる無二の体験を提供するパナソニックスタジアム吹田

国内の競技場の多くは、公費で整備されてきたが、パナソニックスタジアム吹田は、企業・個人からの寄付金と助成金によって建設された。総工費約140億8000万円のうち、約99億5000万円を721社の法人が、約6億2000万円を3万4627人の個人が寄付。残りをスポーツ振興くじ(toto)などの助成金でまかなった。

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