横浜市 シニア層活躍と地域持続の好循環を目指す
国内全市町村の中で、最多の人口を有するのが神奈川県横浜市だ。高齢化率は全国平均と比べると低いが、2040年には3人に1人が高齢者になるとの予測がある。横浜市は「よこはまポジティブエイジング計画」を策定し、その中でシニア層の介護予防や社会参加促進を目的に、様々な事業を行っている。
シニアの知識や経験を活かした
「生きがい」を創出
横浜市では「よこはまポジティブエイジング計画」の中で様々な事業を進めている。2023年から実施している事業が「シニア×生きがいマッチング事業 よこはまポジティブエイジング」。企業に勤めていれば必ず定年という節目を迎えることになるが、人生100年時代、定年後にも長い人生が待っている。その時間を、地域や、地域にある団体や企業とつながって有意義に過ごす、そのサポートをすることが目的の事業である。「就労」という形態ではなく、本人の特性や希望に合わせて地域団体や企業から「切り出される」ボランティア活動に無償または有償で従事することで、現役から退いた後も社会的役割を担いアクティブに過ごしてもらうことを目指している。
活動参加を希望する高齢者は、まず基礎講座を受講。その後、コーディネーターが受講者に対し聞き取りを行い、彼らが持つ知識・経験・スキルの棚卸を行う。そのうえで参加者は、企業や団体から切り出された活動に一人で取り組むこともできるし、「チームチャレンジ」として、企業や団体から提示されたテーマや課題にグループで取り組むこともできる。

チームで企業の課題解決を図る「チームチャレンジ」
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