奥津軽社中 地域内外と連携し、住みたくなるふるさとをつくる

津軽半島の北端に位置し、海岸沿いに集落が点在する今別町。同町に移住し、2022年に青森県初の地域プロジェクトマネージャーに就任した周布祐馬氏は、地域商社を立ち上げ、地域内外の人を巻き込んださまざまな地域活性化事業を行っている。周布氏に、これまでの経緯や今後の構想を聞いた。

奥津軽社中合同会社 代表 周布祐馬(すふ ゆうま)氏

郷土芸能の「荒馬」が縁で
約20年前から今別町に通う

2022年7月、青森県今別町に、同県初となる地域プロジェクトマネージャーが誕生したことがニュースとなった。地域プロジェクトマネージャーとは、地方自治体が重要なプロジェクトを実施する際、外部人材や地域・民間などとの連携をマネジメントするブリッジ人材のことで、総務省が2021年度に任用制度を創設した。今別町の地域プロジェクトマネージャーに就任したのは、それを機に愛知県から青森県へ移住した周布祐馬氏だ。

「今別町には、農家が豊穣を願って踊る『荒馬(あらま)』という郷土芸能があり、それが縁で、今別町に22年ほど前から関わってきました。大学時代に伝統芸能のサークルに所属していて、その演目の一つに荒馬がありました。そして大学1年目の夏、サークル活動の一環で荒馬を地元に習いに行こうということで、サークルのメンバーとともに今別町大川平地区を訪れたのが今別町との最初の出会いです。それ以来今別町に通い続けるようになり、近年では妻や子どもと共に町に通うようになっていました」と周布氏は語る。

今別町の郷土芸能「荒馬」。毎年8月に「荒馬まつり」が開催される

周布氏は、今別町の人たちが、まるで家族のように外部から来た自分たちを受け入れてくれたことに驚いたという。

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