しもきたTABIあしすと 「マグロ一本釣り」を起点に地域の魅力を世界へ
下北半島のDMO、しもきたTABIあしすとが今夏、新たな観光プログラムとして「大間マグロ一本釣り体験」を開始する。1グループ33万円と高額なプログラムだが、すでに予約が入ってきているという。同プログラムの企画背景や、下北半島の観光産業の事情について、事務局長の坂井隆氏に聞いた。
大間マグロ一本釣り体験
プログラムを今夏初開催
本州最北端に位置し、国定公園に指定されている下北半島。同地のDMOであり、下北半島の観光情報の発信や着地型旅行商品の販売、各種観光案内を行っているのが、一般社団法人しもきたTABIあしすとだ。同法人は2024年夏より、最高級品の「大間マグロ」の一本釣りに挑戦できる観光プログラム「大間マグロ一本釣り体験」を新たに開始する。7月から10月の期間限定での催行で、所要時間は約3時間。価格は1グループ33万円と高額だが、すでに予約が入っているという。
「しもきたTABIあしすとでは現在、計12の体験プログラムを取り扱っていますが、大間マグロ一本釣り体験は、その中の目玉になります。一昨年頃からプログラムの企画や調整を開始し、昨年はモニターツアーを実施しました」としもきたTABIあしすと事務局長の坂井隆氏は語る。
ターゲットは日本人だけでなく、インバウンド観光客も視野に入れており、モニターツアーには外国人にも参加してもらった。企画背景にあるのは、「下北半島の認知度を上げ、より多くの人に訪れてもらいたい」という想いだ。
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