キンレイの鍋焼うどんが進化 自社工場で削るかつお節と50年のこだわり
(※本記事は「食品新聞」に2025年12月17日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。その原動力は、鍋で温めるだけの簡便性のみならず、「とにかくおいしいものをつくる」ことに情熱を傾け続けてきた同社のこだわりがある。直近は看板商品「同 鍋焼うどん」をブラッシュアップ。自社工場に削り節機を導入し、よりフレッシュな味わいや香りが感じられるだしに進化させた。麺類専業メーカーでは異例ともいえる取り組みだが、白潟昌彦社長のもとチャレンジを開始。「外食の一流専門店から学んだ。さらなるおいしさを追求していきたい」と意気込む。
「一流専門店に学ぶ」
上期(4~9月)の同社売上高は前年クリア。業態別にみると、「お水がいらない」シリーズを主力に展開する量販店ルートの伸びが高かった。前年同期は有名店「天下一品」の監修商品がヒットし2ケタ増と高水準だったが、今期も「同 鍋焼うどん」を中心に前年並みで推移。「50周年大感謝祭」と銘打った同社最大級のプレゼントキャンペーン(期間:8月19日~26年4月30日)でもバックアップしている。
25年8月、「お水がいらない 鍋焼うどん」をリニューアル発売した。最大のポイントは、筑波工場と大阪工場にかつお節などの節を削る新設備を導入し、だしの風味向上を実現したことだ。麺類の専業メーカーが節を自社で削ることは非常に珍しい。
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