東洋エンジニアリング エンジニアリングで世界の脱炭素化に貢献

習志野市に本社を置く、プラント建設大手の東洋エンジニアリング。1961年の創業以来培ってきた肥料プラント建設などのノウハウを生かして、近年は燃料アンモニアの事業化などを通じたカーボンニュートラルへの貢献に注力し、存在感を発揮している。同社次期社長の細井氏に、今後の事業構想を聞いた。

細井 栄治(東洋エンジニアリング株式会社 副社長)

肥料プラントをベースに
事業領域と海外拠点を拡大

東洋エンジニアリングは1961年、旧東洋高圧工業(現三井化学)の工務部門が分離独立し設立された。創業時からアンモニア・窒素など食料の安定供給に欠かせない肥料プラントを得意とし、海外へのプラント輸出で業容を拡大。その後は石油化学、石油・ガス、資源開発、インフラなどに事業領域を拡げながら、海外拠点を拡充してきた。

「海外の各拠点にTOYOの文化を移植し、産業の振興や発電所などのインフラ整備により、その国に貢献してきました。特に2000年代半ばに連結経営に移行してからは、海外の拠点がそれぞれ自立し、プロフィットセンターとなるように育ててきました」と副社長の細井栄治氏は語る。

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