技能五輪国際大会2028 社会全体で共有する「技能の価値」
建物の建築からビューティーケアまで、22歳以下の若手技能者がそれぞれの技を競う「技能五輪国際大会」。2028年11月には愛知県での開催が決まっている。日本での開催は2007年の静岡大会以来21年ぶりだ。技能の若手世界一を決めるこの大会を、日本の若手技能者育成にいかに生かしていくのか。
小林 洋司(2028年技能五輪国際大会日本組織委員会 事務総長)
技能五輪国際大会(WorldSkills Competition)は、原則22歳以下の青年技能者を対象に、2年に1度開かれる技能競技大会だ。ワールドスキルズ・インターナショナル(WSI)が運営し、89の国・地域が加盟する。製造、情報通信、建設、輸送、アート・ファッション、サービスの6分野にわたる幅広い職種で技を競う世界唯一の大会であり、日本は1962年から選手を派遣し、1970年の東京、1985年の大阪、2007年の静岡と3度の開催実績を持つ。ものづくりの力を基盤に、特に製造エンジニアリング系の競技職種が、日本が得意としてきたところだ。
2026年の大会は、9月22日から27日まで中国・上海の国家会展センターで開催され、日本は金メダル2、銀メダル5、銅メダル3という成績をあげた。そして、2028年の技能五輪国際大会は日本の愛知県で開催されることが、2024年に決定している。
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