イシダ 省人化・無人化の技術で食の現場を支え、世界一へ

1893年、社会の要請に応えて「はかり」の製造を始めたイシダ。現在、組み合わせ計量機は業界トップクラスのシェアで、食品工場とスーパーマーケットの工程を一貫して自動化する。2030年度に連結売上高2,030億円を掲げ、インドやアフリカへ供給網を拡げながら、医療分野にも挑んでいる。

石田 隆英(株式会社イシダ 代表取締役社長)

時代の要請に応えて創業し
はかりを核に事業領域を拡大

イシダの創業は1893年。尺や匁、貫がキログラムやメートルなどの単位へ切り替わる国全体の転換期において、儲け優先ではなく、時代の要請に応えて事業を興したのが始まりだ。以来133年、はかりを核に事業領域を拡大しながら発展し、現在の主要顧客は食品工場とスーパーマーケットとなった。計量から包装・袋詰め、異物の検査、段ボールへの詰め込みと出荷まで、工程をトータルで自動化する仕組みを提供している。

計量から包装・袋詰め、異物検査、段ボールへの詰め込みと出荷まで、工程をトータルで自動化

「当社が大切にしてきたのは、どんな時代であっても社会とお客さまに必要とされる存在であり続けるという『世の適社・適者』の考え方です。昭和40年頃には、世の中がアナログからデジタルに変わるAD変換の波が来ました。さおばかりやばねばかりなどの目盛りのついたものがデジタル表記に置き換わっていきましたが、京都大学の先生方との産学交流も得ながら、その変革を乗り切ることができました。時代の要請に合わせて自らを変えてきたからこそ、続いてきたのだと思います」と社長の石田隆英氏は語る。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り78%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。