高齢化率日本1の課題先進県 突破口は「伝統」と「若者」に

若者たちの県外流出は留まるところを知らず、高齢化率日本1という「課題先進県」の秋田県。創生の困難を感じさせるが、コロナ禍の今、地域伝統の発酵食品製造業に「機会」が訪れつつあり、そして、県内では型破りで自由な起業への胎動が見られる。その現状とは?

男鹿市で開催される「なまはげ柴灯まつり」 Photo by 昌美猪熊/Adobe Stock

「なまはげ」など民俗文化が色濃く残り、「きりたんぽ」「ハタハタずし」「しょっつる」「いぶりがっこ」を初め地域伝統の個性豊かなグルメの数々で知られる秋田県。米どころとしても有名で「あきたこまち」は全国的な人気ブランドである。一方、自然環境も豊かで、自噴泉をかけ流す良質な温泉群にも恵まれ、「乳頭温泉郷」、特に「鶴の湯」は欧米でも広く知られるほか、「玉川温泉」など効能の強烈な温泉もある。また、田沢湖高原では、フリースタイルスキー・モーグルのワールドカップが開かれるなどウィンタースポーツも盛んだ。

白濁湯が美しい、乳頭温泉郷「鶴の湯」の露天風呂

しかし、そうした魅力あふれる特性がある一方、秋田県は少子高齢化に関し日本で最も深刻な状況に追い込まれている「課題先進県」でもある。

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