エル・コミュニティ 17年続く地域活性化プランコンテストを開催
地域から東京への人材流出が課題になっている国内において、有効な打開策はあるのか。その可能性を見出しているのが、地域活性化プランコンテストを長年継続し、交通費支給も賞金もないなかで全国から多くの大学生を集め続けているエル・コミュニティだ。なぜ若者は鯖江に集うのか。

竹部 美樹(NPO法人エル・コミュニティ 代表)
当時の鯖江市長に直談判
プランコンテストを提案
鯖江市を拠点とするNPO法人エル・コミュニティは、若者が提案する地域活性化のための企画の支援事業などを展開している。
2008年より17年間連続で続く「鯖江市地域活性化プランコンテスト」は、それを象徴するイベントだ。全国の学生から参加者を募集し、選考を通過した十数名の学生が鯖江に集い、2泊3日の合宿を実施。鯖江を盛り上げるプランを考え、最終日に市長や市民、県内外から集う企業の前でプレゼンを行い、最優秀チームを決める。後援には総務省や経済産業省のほか数々の大企業が並び、東京大学など全国の大学生が参加するコンテストになっている。
コンテストに参加する学生は合宿でプランを本気で練り上げていく。発表には県外からも多くの聴講者が集まる
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