学生が育てるアーモンドの木 価値循環モデル創出に挑む デルタインターナショナルとキャンポスブラザーズ
(※本記事は「食品新聞」に2026年2月11日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)
アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学のプロジェクトに、キャンポス社とともに協力している。「商売を通じ価値を循環させ社会貢献する」という同社の理念を実践する取り組みだ。発案した鳥海敬社長に話を聞いた。
玉川大学と共同プロジェクト 学内に苗木植樹 収穫・商品化目指す
「学生の手で育てて、商品化につなげられるようなテーマはないだろうか」。
約4年前、鳥海氏の母校である玉川大学(東京都)で理事長を務める恩師からそんな相談を受け、アーモンド苗木の栽培を提案したことがプロジェクトの発端だ。
長年取引しているキャンポス社のスティーブン・キャンポス社長に相談したところ、社会貢献の一環として学生への投資に積極的に協力したいと快諾を受けた。
「仕事を通じて農業に関わっている私たちの立場から、どんな貢献ができるだろうかと考えているところだった。スマート農業が盛んな米国のノウハウ、大学の持つ研究データ、それにわれわれが蓄積してきたデータを組み合わせて、何か役に立つことができるのではないか。今回はその第一歩だ」。
これまでにも同志社大学(京都府)の学生との商品開発プロジェクトなどを手がけてきた同社。だが農業分野では、今回のように実践的な産学共同の取り組みは初めてだ。
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