編集部総論 万博をチャンスに各地をPR 観光産業が目指す持続的な成長

2025年大阪・関西万博がいよいよ開幕し、国内外から多くの注目が集まっている。想定来場者数2820万人、半年間にわたる一大国際イベントで、観光をはじめとした多方面への波及効果が期待される。万博を契機に変わる観光分野の最新動向と、旅の新たな価値創出に挑む企業・組織を紹介する。

開幕後は連日、報道やSNSへの投稿が絶えない大阪・関西万博。「TEAM EXPOパビリオン」(左)には月刊事業構想の展示も(右)

4月13日、2025年大阪・関西万博が大阪市臨海部の夢洲で開幕した。2018年11月に誘致が決定してから約6年半、コロナ禍を経てついに開催にこぎつけた。10月13日までの半年間、各パビリオンにおける趣向を凝らした展示と、期間限定の様々なイベントが予定されている。

国際博覧会条約(BIE条約)に基づき実施される万博には多くの効果が期待されている。大阪・関西万博では、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、ここで「実現すること」として①最先端技術など世界の英知が結集し新たなアイデアを創造発信、②国内外から投資拡大、③交流活性化によるイノベーション創出、④地域経済の活性化や中小企業の活性化、⑤豊かな日本文化の発信のチャンス、の5つを挙げている。

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