「リビングラボ」でリアルなヘルスケアサービス実証を推進

神奈川県は新たなヘルスケア商品・サービスの創出と社会実装の支援を目指し、2017年度に「神奈川ME-BYOリビングラボ」を立ち上げ、企業等の実証実験を支援してきた。多数の新商品・サービスを生み出している同リビングラボの運営ノウハウを探った。

長澤 未来(神奈川県 政策局 いのち・未来戦略本部室 未病産業担当課長)

実際に人々が暮らす街やコミュニティで社会実証を行う研究スタイルである「リビングラボ」は、社会共創型オープンイノベーションの手段であり、特にヘルスケアビジネスの開発手段として注目を集めている。神奈川県は2017年度に「神奈川ME-BYOリビングラボ」を立ち上げ、企業等のヘルスケア商品・サービスの実証事業を支援してきた。

「神奈川ME-BYOリビングラボ」の実証フロー

出典:神奈川県資料をもとに編集部作成

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