分野特化で他サービスと差別化 産婦人科・小児科遠隔医療相談

コロナ禍を契機に、広く社会に浸透しはじめたオンライン診療やオンライン医療相談。さまざまなサービスが存在するが、Kids Publicは産婦人科・小児科に特化してオンライン医療相談を提供、BtoBtoCモデルで企業・自治体の需要を開拓している。

橋本 直也(Kids Public 代表取締役社長)

産婦人科と小児科に特化
医師・助産師170人が参画

オンライン診療は、2020年の診療報酬改定に加えてコロナ禍下の時限的な措置として初診からの適用が解禁され、導入医療機関が全国で拡大した。厚生労働省は2022年1月28日に「オンライン診療の適切な実施に関する指針」を改訂し、初診からのオンライン診療を制度化した。ただし、初診オンライン診療は原則としてかかりつけ医による実施となる。

他方で、診断や薬の処方を行わないオンライン医療相談(健康相談)も、医療に関する不安解消やセルフケアの用途で順調に成長している。ただ、大手・スタートアップを含め多数のサービスが林立している状況で、ユーザーにとってはどれを選べば良いのか分かりにくい面もある。

こうした中で、2015年設立のKids Publicは、産婦人科と小児科に特化したオンライン医療相談サービス「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」を運営し、急成長を遂げている。

産婦人科と小児科に特化したオンライン医療相談サービス「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」

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