厚生労働省・経済産業省 2022年度のヘルスケアDX施策

政府は2022年度、コロナ禍克服に向けた遠隔医療の普及促進や、リアルワールドデータを活用した効率的な臨床研究・治験の推進などに取り組み、医療・ヘルスケア領域のデジタル化を加速する。当初予算案を中心に、厚生労働省と経済産業省のヘルスケアDX施策をまとめた。

厚生労働省は介護ロボットの開発・普及を推進(画像はイメージ)
Photo by Sebastian Röhling/AdobeStock

オンライン診療恒久化へ
プログラム医療機器の開発支援も

厚生労働省は2022年度も引き続き、新型コロナウイルス感染症を克服する保健・医療等提供体制の確保や研究開発の推進に注力する。

研究開発体制の強化に向けては、医薬品や再生・細胞医療・遺伝子治療などのプロジェクトを推進するが、医療機器・ヘルスケアプロジェクトも前年度に引き続き実施する。診断・治療の高度化や、高齢者のQOL向上に加え、医療現場のニーズが大きい医療機器等に関する研究開発を行う。特に、デジタル化の進展(ハード・ソフトの融合、AI医療機器、データ利活用)を踏まえ、医療機器等の開発を強化する。

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