潜在顧客開拓 パーソナルヘルス×パーソナルライフへの個別最適
世の中の多くの事業構想はプロジェクトの形を成さぬまま、社会実装は未達に終わる。ヘルスケアの構想も例外ではない。そこで、成功事例のビジネスモデルに焦点を当て、ヘルスケアマーケティングの視点から事象を問い質し、ヘルスケアビジネスの社会実装に求められる要点を検証する(全6回シリーズ)。
シリーズ第3回は、ブランド力をもって長年にわたり特定のお客様とお付き合い(顕在顧客の囲い込み)をしてきた企業が、そのB to Cモデルを基盤にしながら、ヘルスケアのアプローチをもって、新たな潜在顧客を開拓していくビジネスモデルについて解説する。
企業の持続性を語るとき、ブランド力に勝るものはない。しかしながら、ターゲットの消費ニーズは時代や時勢とともに移ろいゆく。そのブランドに寄り添うターゲットニーズが、仮に「上質な暮らし」にあったとしても、変わらぬ上質なモノと変わりゆく上質なコトを捉え、萌芽たる潜在的ニーズに寄り添うことが、企業ブランドの持続性を担保するうえで重要となる。
健やかで幸せな形は
一人ひとりにある
「上質な暮らし」。その最たるものとして、いま注目のウェルビーイングがある(筆者は、これを「健やかで幸せな暮らし」と訳す)。健やかで幸せな状態=HEALTHには、からだ、こころ、きずなの三原則、暮らし=LIFEには、生命、生活、人生の三要素があり、これらいずれもがウェルビーイングの説明変数であることと、変数同士の掛け合わせで3×3=9のパーソナルパターンが成り立つことから、結果、ウェルビーイングを定義化したり、固定して考えたりすることは難儀であることがわかる。つまり、健やかで幸せな形は一人ひとりにある。
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