特集2 社会的インパクトの視点で 新ビジネスを生み出す

社会が抱える様々な課題に解決策を提示する新しいアイデア。その事業化に必要な資金を供給していくのが社会的インパクト投資だ。一般財団法人社会変革推進財団の調査によると、2022年度の国内のインパクト投資残高は、前年度比4.4倍の5兆8480億円になった。インパクト投資は、社会を良い方向に変えたいと構想する事業家にとって重要な資金源になりうる。今回の特集では、インパクト投資を受けるに値する企業であることを示すにはどうすればよいかを、社会課題解決型の事業で先行する事業者や、社会的起業家の支援団体に聞いた。インパクト投資の世界は急速に発展しており、5月には「インパクト測定・マネジメント(IMM)」の発展に向け、国内に新しいファンドが誕生することも発表された。また、自治体・行政によるインパクト投資であるソーシャル・インパクト・ボンドの事業会社にとってのメリットなども紹介する。

 

社会的起業家を支える、SIMIが進めるインパクト投資の人材育成
(社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ[SIMI] )

事業を通じた社会的インパクトの創造に取り組む、上場企業の戦略
(シグマクシス・ホールディングス)

B Corp取得のソーシャルベンチャー 独自技術で実現する循環型社会
(ファーメンステーション)

社会起業家の協会が活動開始 エコシステム形成に道を作る
(インパクトスタートアップ協会)

公文教育研究会 ソーシャル・インパクト・ボンド活用、事業者の利点
(公文教育研究会)

インパクト投資エコシステムの最先端を目指す アウトカムファンドが始動
(月刊事業構想 編集部)

裏付けのないアピール? インパクトウォッシュを防ぐ規律とは
(月刊事業構想 編集部)