裏付けのないアピール インパクトウォッシュを防ぐ規律とは
社会的イノベーションを起こす事業への関心と投資額が増えている。評価手法が確立されていない中でも、事業者が主張する社会的インパクトの真価を見極める必要がある。
事業活動が環境問題の改善や温暖化ガス排出削減と無関係であるにもかかわらず、環境にやさしいイメージを演出することを「グリーンウォッシュ」と呼ぶ。不名誉なレッテルであり、企業は自社にこのイメージがつくことを避けたいと考えるようになった。脱炭素社会の実現を目指す世界的な流れの中で、自社のビジネスが環境に悪影響を与えていないという事実や、再生可能エネルギーの利用などを通じて二酸化炭素排出削減を進めていることを、データに基づき説明する姿勢が企業に求められている。さらにサプライチェーンに関わる全ての企業が、同様の説明をできるようにすることも目標とされるようになった。
全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。
-
記事本文残り79%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。