インパクトスタートアップ協会が活動開始 エコシステム形成に道を作る

社会課題解決を成長の原動力とした持続可能な社会の実現を目指して、インパクトスタートアップ協会が始動した。国に対する提言も積極的に行い、認証制度や官民連携ファンドの創設などを働きかけている。インパクトスタートアップが生まれ、成長する好循環を生み出すエコシステムの形成を目指す。

米良 はるか インパクトスタートアップ協会代表理事、
READYFOR株式会社CEO

一般社団法人インパクトスタートアップ協会は2022年秋に発足し、12月に一般社団法人化。政官と協働し、より良い社会を創出するためのポジティブ・インパクトを及ぼすスタートアップが数多く輩出され、継続的に成長していくエコシステムの形成を目指し、活動を行っている。

社会課題を解決する新興企業に
大手企業からも強い関心

協会ではインパクトスタートアップを「『社会課題の解決』と『持続可能な成長』を両立し、ポジティブな影響を社会に与えるスタートアップ」と定義しており、正会員になるための審査項目として、①創業の背景や企業の存在意義に「社会へポジティブなインパクトを与えたい」という意志が強く組み込まれている②目標とするパフォーマンスに「インパクト」に関する指標がある、あるいは作ろうとしている③インパクトの創出するに関する活動を実際に行っている、の3つを挙げている。

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