移動スーパーとくし丸が宮城県柴田町で見守り協定 伊藤チェーンが11月稼働

(※本記事は「JAcom 農業協同組合新聞」に2025年7月28日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

全国143社の地域スーパーと業務提携し、約1200台の移動スーパーとくし丸を展開する株式会社とくし丸は、宮城県でスーパー9店舗を運営する株式会社伊藤チェーンの運営によるとくし丸が11月に2台開業予定。開業前に実施する地域の需要調査開始に合わせ、宮城県柴田町、伊藤チェーン、とくし丸の3者で見守り協定調印式を行った。

協定締結式に臨んだ伊藤チェーンの伊藤吉信専務(左)、柴田町の滝口茂町長(中央)、とくし丸の新宮歩代表(23日、柴田町役場)
協定締結式に臨んだ伊藤チェーンの伊藤吉信専務(左)、柴田町の滝口茂町長(中央)、とくし丸の新宮歩代表(23日、柴田町役場)

宮城県柴田町は、総人口3万7242人のうち、65歳以上の高齢者人口は2025年の推測値で1万1453人にのぼり、高齢化率は30.7%に達すると推定される(2024年柴田町調査)。これは、宮城県全体の高齢化率29.7%(2024年推計)を上回る水準で、免許返納で交通手段を持たない高齢者にとって買い物支援が必要な状況となっている。

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