ワープスペース 衛星間光空間通信で地球規模の課題を解決
2021年秋に、創業からの資金調達額が約10億円に達した、宇宙スタートアップのワープスペース。筑波大学から生まれた同社は、同じつくばに拠点を置く宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力を得ながら、世界に先駆けて、衛星と光通信による宇宙の通信インフラ整備を目指している。
2021年3月、国際宇宙ステーション(ISS)から重さ約1.3キロ、10センチ四方の超小型衛星「WARP-01」が宇宙空間に放出された。筑波大学発のスタートアップ、ワープスペースが筑波大と共同開発したもので、ISSからの放出は宇宙飛行士の野口聡一氏によって行われた。「WARP-01」は、同社が目指す光通信を利用した人工衛星向けの通信インフラ事業、「Warp Hub InterSat」の第一歩となるものだ。市場ニーズの高まりと同時にそのポテンシャルが高く評価され、創業からの資金調達総額は約10億円に達している。同社は宇宙でどのようなビジネスを展開しようとしているのだろうか? ゼネラルマネージャーの東宏充氏に話を聞いた。
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