大井川和彦・茨城県知事 産官学連携でカーボンニュートラル先進地へ

2021年9月に2期目の県政をスタートした大井川知事。1期目の総合計画では4つの目標を掲げ、その実現に向けて取り組んできた。「新しい茨城づくりへの挑戦」を掲げる大井川知事に、総合計画の進捗と成果、今後注力していくカーボンニュートラル産業拠点創出プロジェクトなどについて話を聞いた。

大井川 和彦(茨城県知事) 取材は、新型コロナウイルス感染症対策をとり、ソーシャルディスタンスを十分に保ち行われた(2021年12月1日)

「日本一幸せな県」実現のため
県独自の幸福度指標を導入

――今年度は「茨城県総合計画~『新しい茨城』への挑戦~」の最終年度ですが、その成果についてどのような分析をされていますか。

本県では、「新しい豊かさ」「新しい安心安全」「新しい人財育成」「新しい夢・希望」の4つのチャレンジを掲げて、これまで取り組んできました。今、それぞれの取り組みについて、相当の成果が出ているのではないかと思います。

茨城県総合計画で取り組む4つのチャレンジ


2050年頃の茨城の将来像である「活力があり、県民が日本一幸せな県」の実現に向け、4つのチャレンジを推進している。次期計画では、ウィズコロナ・ポストコロナ時代への対応を新たな視点として追加予定

出典:茨城県

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り90%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。