特集 発想と事業化、成功の鍵を探る

人口減少の中でも豊かな社会を実現するために、日本国内の企業には、既存ビジネスに加えて新しい挑戦をし、それを成功させることが求められている。新規事業が次々と生まれるようにするには、アイデアや事業化の方法が発想される環境を整えることが重要となる。本特集では、オープンイノベーションやデジタル技術による新規事業創出と、新規事業のスムーズな立ち上げに向けたポイントを探る。

 

CONTENTS

編集部総論 高まる新規事業への期待 日本の持続的な成長に必須
 月刊事業構想 編集部

テクノロジーをビジネスにする発想 共創で技術企業の未来を拓く
 岡田 俊輔(東芝 上席常務執行役員 最高デジタル責任者[CDO])

関西電力の社会貢献促進サービス プロダクトアウトで独自の構想
 小山 陽平(関西電力 IT戦略室業務改革推進グループマネジャー)


将来から現在を考える思考のアプローチ バックキャスト思考でアイデアを生みだす 大久保 恵(富士フイルムビジネスイノベーション UXデザイナー)、三島悠(同 バリューアンドエクスペリエンスチーム長)

DXを起点とした新事業の発想 時代を先読みして新たな価値を創造
 橋爪 宗信(カナデビア取締役兼常務執行役員 ICT推進本部長)

40年以上磨き続けてきた新規事業開発の仕組み ボトムアップで発想
 宗藤 和徳(リクルート 経営コンピタンス研究所 RING事務局部長)

成功と失敗の分かれ道 企業の「癖」から自社特有の「型」をつくる
 田代 雅明(ドリームインキュベータ 執行役員)

ソニーグループ 企業内新規事業開発を仕組み化し提供
 宮崎祐史(ソニーグループ Acceleration Service事業部 統括部長)

さわかみ投信 長期的な顧客との関係構築を目指し、個人の夢を共に応援
 熊谷 幹樹(さわかみ投信 取締役副社長)

イノベーションの強い味方 プロジェクトを支援するIT企業5社
 月刊事業構想 編集部