日東グループ 兼業農家の負担を軽減するIOT技術を開発

「HAPPY MAKER」の方針を掲げ、家電、自動車、電子機器、住設など多分野で事業展開する日東グループ。グループの中枢を担う日東自動車機器代表の阿部氏に、現在取り組む新事業について聞いた。

阿部 太洋(日東自動車機器 代表取締役社長)

「日本一の下請け」を目指す日東グループ

1951年創業の日東グループは、創業者の「日本一の下請けを目指す」の方針の基に堅実な成長を続けてきた。しかし、創業者から3代目に当たる現代表の阿部太洋氏は、若い頃、そうした流れに納得できなかったと語る。

「私が社会に出た2000年代は、製造業は下火だとか、下請では駄目だというような風潮が強く、自分でもそれに携わることに納得していませんでした。しかし、海外事業を成功させて2016年に帰国した時に、発想が変わりました。下請製造業は産業を支えていて、また、必要とされる価値があるということは素晴らしいと。『ハッピーメーカー』という方針は父が掲げたものですが、自社の社会的価値に気付いた時に、自分なりにハッピーメーカーを具体化させてやろう、という気概が出てきました」

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