NTTが開発 eスポーツ・感動共有の最新技術

eスポーツやオンラインライブ配信などの新しいエンタテインメント・イベントが普及する中で、通信遅延への対処や、遠隔地との感動共有方法などの新しいニーズが発生している。NTTはeスポーツの分散開催に向けた遅延制御技術や、振動を用いた感動共有技術を研究している。

影澤 潤一(NTTe-Sports 代表取締役副社長)

NTTは11月、グループの最新の研究開発への取り組みを紹介する「NTT R&Dフォーラム2021」を開催。NTTが提唱する新たなネットワーク・情報処理基盤「IOWN構想」を実現するための主要技術やグループの最先端技術など約100点が展示された。

IOWNは、ネットワークから端末まですべてにフォトニクス(光)ベースの技術を導入した「オールフォトニクス・ネットワーク」、実世界とデジタル世界の掛け合わせによる未来予測などを実現する「デジタルツインコンピューティング」、あらゆるものをつなぎ、その制御を実現する「コグニティブ・ファウンデーション」の3つから構成され、2024年の仕様確定、2030年の実現を目指して研究開発が進められている。この中には、エンタテインメントビジネスの高度化に寄与する様々な技術・ソリューションも含まれている。

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