ヒット作量産の「ABEMA」 コンテンツ開発の秘訣と成長戦略

サイバーエージェントの提供するインターネットテレビ「ABEMA」の視聴者数が右肩上がりで増えている。若者にヒットするオリジナル番組や、「Mリーグ」などのムーブメントは、どのように作られるのだろうか。メディア事業統括の小池政秀専務に聞いた。

小池 政秀(サイバーエージェント 専務執行役員)

サイバーエージェントの2021年9月期売上高は前期比39%増の6664億円と過去最高を更新した。スマホゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」のヒットなど、ゲーム事業の寄与が大きかったが、見逃せないのはインターネットテレビ「ABEMA」を中心としたメディア事業の成長だ。

ABEMA は2016年にサイバーエージェントとテレビ朝日の合弁で開局。「新しい未来のテレビ」をコンセプトに、オリジナルのニュースやドラマ、バラエティのほか、アニメや韓流ドラマ、格闘技や野球などのスポーツ、将棋や麻雀、釣りなどの趣味系と、約20チャンネルを24時間365日放送している。有料会員数は堅調に伸びており、2021年9月期のメディア事業売上高は前期比45%増の828億円と好調だ。

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