観光庁「第2のふるさとづくり」で実現する 新たな旅のスタイル

働き方改革や新型コロナウイルス感染症の影響で人々の価値観が変わり、旅行にも新しいニーズが生まれつつある。そんな状況下、リピート型の旅スタイル創造を目指す「第2のふるさとづくり」が始動した。新たな旅の需要創出や地域との関係深化を実現し、地域そして日本の経済を一体的に活性化する狙いだ。

兵庫県篠山市では、分散型の古民家再生ホテルが人気を集める

旅に出て、家族や友人、職場の仲間、あるいはひとりで思い出をつくることは、日本の多くの人にとってかけがえのない楽しみだった。2020年の新型コロナウイルス感染症の流行拡大などで観光業は大きな打撃を受け、働き方、住まい方も流動化した。これから、暮らしや自身の生き方がどのようなものになっていくのかは、国民的な関心事といえる。

ポストコロナを見据えた
新しい旅のスタイルの模索

観光庁では、これまで、観光関連事業者の継続支援と並行して、感染症対策、そして将来への投資である既存宿泊施設・観光地の面的再生や上質化、魅力向上などの支援を行ってきた。さらに未来の観光事業を創るために、2022年度の概算要求で掲げた新規プロジェクトが「第2のふるさとづくり」だ。

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