高い競争力を持つ産業拠点を創出 茨城県

太平洋沿岸の温暖な気候に恵まれ、年間を通して暮らしやすい茨城県。190キロという長い海岸線や、東の富士と呼ばれる筑波山、霞ケ浦など、首都圏に近いながら豊かな自然があることも特徴だ。全国有数の農業県であり、農業経営体数は全国1位、総農家数は2位。県では、起業家精神で取り組む「儲かる農業」を推進している。製造業も盛んで、工場立地面積は全国1位を誇り、臨海部には鉄鋼や石油精製、石油化学、発電などの産業が集積。これら産業のカーボンニュートラルの実現により、産業競争力や産業拠点としての立地競争力のさらなる強化が目指されている。

 

CONTENTS

大井川和彦・茨城県知事インタビュー

数字で見る茨城県

食品スーパーの枠を超え新たな価値を提供(山本慎一郎 カスミ 代表取締役社長)

「ウェルビーイング」を基に地域の未来を創造(関 正樹 関彰商事 代表取締役社長)

情熱を原動力に大変革期を乗り越える(幡谷定俊 茨城トヨペット 代表取締役社長)

ファッションを軸に人生に長く寄り添う企業へ(福田三千男 アダストリア 代表取締役会長)

一世紀を超える技術の進化を追体験(堀越久志 日立製作所 日立オリジンパーク 館長)

総合力と汎用性であらゆる市場変化に適応(柴田清之 廣澤精機製作所 代表取締役社長)

完全自然栽培農業で世界市場へ進出(唐澤秀 鹿嶋パラダイス 代表)

衛星間光空間通信で地球規模の課題を解決(東宏充 ワープスペース ゼネラルマネージャー)

時代の変化の中で、災害用電源車を開発(塩谷智彦 東京電機 代表取締役社長)

兼業農家の負担をIOT技術で軽減(阿部太洋 日東自動車機器 代表取締役社長)