八丈島を「スマートアイランド」に みずほ銀行のフィンテック戦略

みずほ銀行、みずほリサーチ&テクノロジーズ、東京都八丈町の3者は「サステナビリティ及びDX推進に関する包括連携協定」を締結。観光・水産業・防災減災・行政のDXとデータ連携基盤の導入を推進し、データ利活用を通じた八丈島のスマートアイランド実現を目指す。

みずほグループと八丈町の包括連携協定式の模様。左から、みずほリサーチ&テクノロジーズ取締役副社長の牛窪恭彦氏、八丈町長の山下奉也氏、みずほ銀行副頭取執行役員の梅宮真氏

八丈島で唯一のメガバンクが
町のDX推進の旗振り役に

羽田空港から1時間足らずで到着する離島である八丈島。「東京から一番近い南国」とも言われるこの島が今、スマートアイランド化に向けて動き出している。

八丈島は観光や地場産業、防災、行政のDXを推進(提供:東京観光財団)

旗振り役に名乗りを上げたのは、メガバンクとして唯一島内に拠点を構えるみずほ銀行だ。2022年8月30日、みずほ銀行はみずほリサーチ&テクノロジーズ、東京都八丈町の3者で「サステナビリティ及びDX推進に関する包括連携協定」を締結。「八丈島ならではの魅力を活かした持続可能な地域社会の創出」を目的に、八丈島のサステナビリティとDXの推進を図り、八丈島のスマートアイランド化、サステナブル・アイランド化を推進するとしている。

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