アイリックコーポレーション 代理店が進めた保険デジタル化

全国にフランチャイズ展開する保険ショップ『保険クリニック』。その業務を支え、かつ、顧客側の利便性も向上させている技術が、アイリックコーポレーションが開発した『保険IQシステム』だ。保険業界におけるデジタル化の進展について、同社経営企画室長の古川満氏に話を聞いた。

古川 満(アイリックコーポレーション 経営企画室 室長)

様々な保険会社のラインナップを検索して比較し、最適な保障を選択する。今では普通のことだが、これが簡単にできるようになったのはさほど昔ではない。アイリックコーポレーションは、金融業の中でも最もデジタル化が遅れていると言われていた保険の世界で、保険代理店の立場でITシステムを構築してきた企業だ。

保険ショップで生まれた
一括検索・比較・契約システム

アイリックコーポレーションは保険代理店としてスタートし、今も事業の半分は保険代理業が占めている。創業は1995年で、保険業法の改正に合わせて、1999年に複数の保険会社の生命保険・損害保険の商品を扱う保険ショップの運営を日本で初めて開始した。

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