「mamasky」で子育て世代の選択肢を拡げ、社会と繋ぐ

「ママを楽しく、おもしろく、ジブンらしく」を理念に、情報サイトやイベント企画など、子育て世代と社会を繋ぐ幅広い事業を展開しているママスキー。代表の土肥恵里奈氏は、自身の結婚・出産・子育て経験から、「ママの選択肢を拡げるための情報を発信したい」と起業。同社のこれまでの歩みと今後の構想を聞いた。

土肥 恵里奈(株式会社ママスキー 代表取締役)

結婚・出産・子育てを経験し
「選択肢の少なさ」を実感

2022年度より始動した、富山県のスタートアップ支援事業「T-Startup」で、県の支援するスタートアップ6社のうちの1社に選定されたママスキー。未就学児の母親のための情報サイト「mamasky」の運営をはじめ、親子向けイベントやパーティの企画、女性の雇用促進事業など、子育て中の母親を支援する事業を幅広く手掛けている。

情報サイト「mamasky」のトップページ。2022年1月から全国展開が始まっており、自分の居住エリアの情報を調べることができる

同社代表の土肥恵里奈氏は、富山出身の富山育ち。地元のフリーペーパーを発行する会社に約8年勤め、その間に結婚・妊娠・出産を経験した。

「もともと私は、主婦という言葉にあまりいいイメージを持っておらず、結婚しても、毎日ドキドキときめいて過ごせるような情報が欲しいと思っていました。結婚から半年ほどで妊娠が発覚したのですが、出産して育休が始まると、子どもを連れて行動できる範囲の狭さや、ママの選択肢の少なさを実感するようになりました」

同時期に、同世代の子育て中の母親たちから「子どもを連れて行けるお店を教えてほしい」という連絡が入るようになり、土肥氏は自身で母親のための情報発信を開始する。

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