西脇隆俊・京都府知事 伝統×テクノロジーで「文化首都」京都へ

2023年3月の文化庁移転に伴い、西脇知事は京都が「文化首都」として日本文化を世界に発信する役割を担うとともに、日本の地域文化にも光が当たる施策が行われることを期待している。その一方、京都は最先端技術を導入するなど、進取の精神で新しい京都の姿を実現しようとしている。

西脇 隆俊(京都府知事) 取材は、新型コロナウイルス感染症対策をとり、ソーシャルディスタンスを十分に保ち行われた(2022年9月28日)

――2019年に策定された「京都府総合計画」の主な内容と、その進捗についてお聞かせください。

私たちを取り巻く社会情勢には、少子高齢化や本格的な人口減少の進展、想定を超える規模の自然災害の頻発など、経済活動や地域コミュニティの維持に大きな影響を及ぼすような、さまざまな課題が立ちはだかっています。

一方で、京都には長い歴史をかけて先人が守り紡いできた文化や伝統産業がありますし、今でも人と人との強い絆が息づいています。そうした府民の皆さまの「京都力」を結集し、オール京都で京都府の未来に向けた歩みを進めていきたいと考えています。

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